【バラクータ】BARACUTA × WACKO MARIA G9【ワコマリア】

【バラクータ】BARACUTA × WACKO MARIA G9【ワコマリア】

ついに緊急事態宣言が解除され、少しずつ街に活気が戻ってきたような気がします。

まだまだ暑い日が続いていますが、朝晩は秋が深まっていくのを実感します。

夏の間、鳴りを潜めていた物欲が秋に入って湧き上がってきました。

そして、つい先日、自分史上最も

らしくない服

を購入しました。

それがこちらです。

いかがでしょうか?

このド派手なレオパード(豹)柄のブルゾン。

これは、英国マンチェスターの老舗ブランドBARACUTA(バラクータ)と、日本のルード系ブランドWACKO MARIA(ワコマリア)のコラボで誕生したG9ジャケットというブルゾンです。

バラクータもマコマリアも初めて購入しました。レオパード柄も初めてです。

このコラボG9の紹介の前に、バラクータ・G9・ワコマリアについて少し説明します。

BARACUTA(バラクータ)とは

  • 1937年、イギリスのマンチェスターでジョン・ミラー兄弟によって設立
  • 防水、防風性の高いレインウエアやゴルフウエアを開発していた
  • 近年、様々なブランドとのコラボレーションを実施しており、カルチャーとの関係も密接である

非常に歴史のあるブランドです。

裏地にはフレイザータータンチェックが使われていて、英国らしさ全開のブランドですね。

G9ジャケットとは

  • バラクータが1938年に発表したゴルフ用のジャケット。
  • 防風、撥水性に優れ、腕の可動域を邪魔しないラグランスリーブを採用
  • 80年以上ほとんど変わらないデザインで、現代におけるブルゾンやジャンパーの原型になったと言われている
  • 英国での通称はハリントンジャケット。日本で使われる『スウィングトップ』は、和製英語である
  • 近年、日本のブランドとのコラボ、ショップの別注などで現代的なシルエットにアレンジされたものも売られている
  • 数々の著名人も着用していた(日本では高倉健さんが有名)
  • 現行のサイズ感は、ゆったり目のオーセンティックフィットと、スリムなレギュラーフィットの2種類

G9ジャケットの名前は最近よく目にするようになっていました。

現在のブルゾンやジャンパーの始祖となったと言われている、とても歴史のあるデザインです。

「服好きは一度は通る」と言われるほど定番のジャケットみたいです。

WACKO MARIA(ワコマリア)とは

  • 2005年に元Jリーガーの森敦彦さん、同じく元Jリーガーの石塚啓次さんによって設立
  • コンセプトは、女、音楽、酒、ハットを愛するルードな男性向けた服を作る
  • コンセプト通り、無骨でワイルドな着こなしに合うようなアイテムが多く、総柄のアロハシャツ、レオパード柄のアウターなどが特に人気
  • 2012年には石塚さんがワコマリアを退き、スペインに移住。BUENA VISTA (ブエナビスタ)というアパレルブランドを始動。うどん屋さんも開業
  • 海外のブランド、アーティストとのコラボも積極的に実施している。近年は舐達麻とのコラボアイテムを販売したりと、ストリートカルチャーと密接な関係を築いている
  • 窪塚洋介、松田翔太、浅野忠信、木村拓哉、野村周平、野村訓市など、著名人が着用している


以上、付け焼き刃の知識と私見を織り交ぜながらBARACUTA、G9ジャケット、WACKO MARIAについて書いてみました。

ワコマリアは有名なブランドなので、もちろん知っていました。しかし、あまりにもワイルドで無骨なイメージが強く、今まで一度も着た事がありませんでした。

しかし、たまたま目にしたBARACUTAとのコラボの情報を見て、一気に興味が出てきました。

日本のルード系ブランドが、イギリスの老舗ブランドと一緒に服を作っちゃうのか・・・!と。

ド派手なレオパード柄のジャケットだけど、実はバラクータ。それがとても魅力的に感じてきてしまったのです。

裏地だけド派手なG4ジャケットも売られていましたが、やはり気になるのはG9。

着回しの効きそうなG4は瞬く間に完売し、レオパード柄のG9もじわじわとサイズ欠けが増えてきました。

そして、思い切って購入してみました。

初のワコマリア。初のバラクータ。

さすがに今の時期に着るのは暑すぎたので、届いてからは軽く試着をしただけです。

なので、着用画像はありません。

それでは、写真をどうぞ。

ダブルジップに袖と裾はリブ。素材はベルベット。

ドッグイヤーカラーと呼ばれる特徴的な立ち襟。ボタン側面にBARACUTAの文字。

ジップにもBARACUTAの文字。

BARACUTAとWACKO MARIAのWネームタグ。裏地はバラクータのタータンチェック柄。サイズはかなり迷いましたが、一番大きい44にしました。XL相当です。

フラップ付きのポケット。位置がちょうど良く、手を突っ込んで歩きたくなります。

着るのはまだまだ先になりそうですが、かなり楽しみです。

サイズ感は、恐らく現行のオーセンティックフィットよりもゆったり目の作りになっていると思います。

G9ジャケットはジャストで着るのが正解かなと思いましたが、骨格、体格ともにゴツめの僕はいつも通りXLにしました。着用感は程よいオーバーサイズでした。秋服を真冬も着る僕としては、中に色々と着込めそうなので、やはり大きめのサイズが正解かなと思いました。

パンツも、ワイド・ストレート、少し細めでも合わせられそうです。

柄が派手なので、どう着てもエキセントリックな着こなしになりそうです。

中に柄シャツを着て超うるさく着ても良し、あえてトラッドに着るも良し。意外と幅のある着こなしが楽しめるかな・・・と思ったり。

ここ最近の秋冬は、サイズ感は大きめですがコンサバっぽいシンプルな物ばかり着ていたので、たまにはこういう刺激的な服に挑戦するのもアリかなと思い切ってみました。

お値段は97,900円と、今まで購入したアウターで一番高価な買い物になりました。

お値段通り、細かなディテールや作りはとても良く、柄はともかく(笑)大事に着れば一生モノになり得る服だと感じました。

この秋は大阪のオバチャンにならないよう、ワイルドに着こなしたいです。

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