初めての白パンツ

2021年も早くも3月に入り、日中はかなり暖かくなってきました。

寒い期間は暗い色の服を着ることが多かった僕も、気候が暖かくなるにつれて自然と明るめの色を取り入れるようになってきました。

服装で明るさを取り入れる方法は、アウターやトップスを明るめの色にするのが手っ取り早く簡単ですが、最近になって、挑戦したことのない色味のパンツで春を感じてみたいと思うようになりました。

そこで、白羽の矢が立ったのが『白パンツ』です。決してイヤらしい物ではなく、白色のボトムスと言う意味です。

僕の中で、白いパンツはお兄系、ホスト系、パリピ系の人が穿くものというイメージでした。少なくとも、ガチムチ体型の自分には一生無縁の物だという認識で、白いパンツに注目した事はありませんでした。あと、単純に汚れが目立ちそうという点も、選択肢に入らない理由の一つでした。

しかし、少し前にとあるブランドの白いパンツを見た時に、

「あれ?白いパンツもけっこうアリかも・・・」

と思うようになりました。

その白パンツは、ステッチが黒でした。それだけで一気にキメキメ感が無くなり、その上白色の清潔感と爽やかさはバッチリ残っていて、とても穿きやすそうな印象を受けました。

結局、そのパンツを購入する事はありませんでしたが、それ以降なんとなく頭の片隅に白いパンツが残っていました。

そして、それから数ヶ月経ち、遂に白パンツバージンを卒業しました。決してヤバい意味ではありません。

初めての白パンツは、ついこの間ハーフジップブルゾンを購入したwonderland(ワンダーランド)のチノパンにしました。このブランド、けっこうハマってしまいそうです。

色はアイボリー(生成り)ですが、ほぼ白です。いや、ちょっとクリーム色っぽい・・・かな。

『初めての白パンツ』というタイトルの信憑性が疑われますが、間違いなく僕の手持ちのパンツの中でここまで白に近いパンツはありません。なので、このパンツは白です。

タック入りでワイド、緩やかなテーパードで丈も短めという僕好みのシルエット。しかし、0と1の2サイズ展開で、サイズ1でもウエストが82センチというメタボには厳しいサイズ・・・。

ウエストのゴムに希望を見出し、公式オンラインのチャットで「ウエストは伸びますか?」と明らかにお腹周りの体型に問題がある事が丸出しの質問をぶつけました。

すると、すぐにお店の方から「ウエストがゴムなので、最大で10センチほどは伸びます」という嬉しい答えが返ってきました。こういうシステムは本当にありがたいです。

サイズの心配がなくなった僕は、即ポチりました。物欲が消え失せ掛けていた時期は一体なんだったのかと思います。

そして、翌日には手元に届きました。

レスポンス早し、発送早し。not wonder storeさん、とても良いお店です。

さっそく穿いてみました。

↑ワイドテーパードという、自分にとって馴染みのあるシルエットなので、割とすんなりと普段の服装に取り入れられそうです。

↑心配だったウエストは、脚を入れた時に「あれ?これイケる・・・?」と少し不安になりましたが、ちゃんとウエストが伸びてくれて余裕で穿けました。横からのスッキリしたシルエットもかなり好みです。

↑暗めのトップスに合わせると、一気に春っぽく・・・?なっているかわかりませんが、印象はかなり変わると思います。

野暮ったいシルエットが手持ちの服装とマッチして、ヘビーローテーションしそうな予感です。これは、使えそうです。

↑イージーパンツですが、ベルトループとジッパーが装備されているので、通常のパンツと同じように着用できます。

この春は、初めての白パンツで爽やかな春を過ごしたいです。

最後に、仕事仲間のおじ様(還暦超えの大先輩)に「初めて白いズボンを買ったんです」と報告した時の会話を。

僕「白いズボンって穿きます?この間初めて買ったんですよー」

おじ様「あー、若い頃穿いたりしたけど、今は穿けへんなぁ」

僕「あー、流行りとかもあったんですかね?」

おじ様「いや、あれな、おしっこした時に跳ね返ったりしたら大変なことになるねん」

気を付けますっ・・・!!

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