Zanter for Graphpaerのダウンジャケット

Zanter for Graphpaerのダウンジャケット

今年の秋から現在にかけて、12キロの減量に成功しました。

今まで穿いていたパンツのウエストはかなりブカブカになり、トップスもワンサイズ下げてもいけそうなくらいになりました。

元々骨格がゴツめなので、それほど服のサイズは変わらないのですが、やはり身体が軽くなるというのはとても良い事ですね。

しかし・・・・、今までは自身のミートテックで暖かかったのですが、痩せてからは朝晩の冷え込みに耐えられなくなってきてしまいました。

一つもヘビーアウターを持っていない僕は、取り急ぎ暖かいアウター探しの旅に出ました。

12月に入ってからアウターを探すなんて、中学生ぶりくらいでした。それくらい、急を要していました(笑)

そして、数年ぶりにダウンジャケットを購入しました。

↑Graphpaper(グラフペーパー)がZanter(ザンター)というダウンメーカーに制作を依頼したダウンジャケットです。

商品名は、『Zanter for Graphpaer Solotex Classic Down Jacket』

名前の通り、昔ながらのクラシックな形で、『THE ダウンジャケット!』なモッサリとしたシルエットのダウンジャケットです。

Graphpaperは以前から愛用している間違いないブランドですが、Zanter(ザンター)ってどこのブランドだろう?と、気になって調べてみました。

何と、ザンターは日本で初めてダウンウエアを作ったブランドだそうです。羽毛の会社がウエア部門として発足させたブランドという事で、こちらも間違いなしのブランドでした。南極観測隊に装備を提供しているという事もあり、機能性は折り紙付きです。国産で老舗のブランドなのに、イマイチ知名度が少ないのが惜しい所ですが、他のブランドとあまり被らなさそうなところも僕にとっては魅力的でした。

購入した日は、最低気温7度というまさにダウン日和だったので、早速着てみました。

↑上質なダウンがパンパンに詰まっていて、かなりボリュームのあるシルエットです。

フロントはジップとスナップボタンで、全部閉めると本当に暖かいです。ウエストはゴムが入っていて、写真のように絞って着ると更に保温性が増して暖かいです。袖口にもスナップボタンがあって、こちらも風の侵入を防ぐのに役立ちます。

着心地は抜群に良く、めちゃくちゃ軽いです。シェルは、帝人が開発したソロテックス®︎タフタという素材です。特徴としては、とても柔らかい手触りで形態安定性があり、シワになりにくいそうです。また、ストレッチ素材とまではいきませんが、縦横だけでなく、斜め方向にも伸縮するそうです。つまり、ソフトタッチで軽い上に伸縮性があるので、ほとんどストレスを感じることなく着用できるという素晴らしいダウンジャケットなのです。


↑前を開けて着ると、ボリューム感も相まって、90年代ストリートな雰囲気にもなります。表面にロゴやブランドを象徴する様なディティールが無い匿名性のあるデザインなので、意外と色んなタイプの着方が出来そうです。

中はロンT一枚でも十分でした。

↑裏地はグレーで、ボタン付きの大きい内ポケットが左右に付いています。

↑そして、特筆すべきディティールである、内蔵されたストラップ。これは何のためのストラップかというと、

↑ストラップを使って、このようにダウンジャケットを背負うことが出来ます。

これはかなり便利な機能だと思います。歩いていて暑くなった時や、室内に入った時に手荷物にならないので、買い物に行く時などに使えそうですね。バックパック以上のボリュームがあるので、電車内では微妙ですが、空いている時は背負っても良いかもわかりません。隠しギミック的な機能が男心をくすぐります(笑)

サイズは、一番大きい2というサイズです。

色はブラック×グレー。

初めはグレー×レッド狙いでしたが、着た時の引き締まった感じが良かったのと、着まわしやすさを考慮してブラックにしました。


購入は、Graphpaper Kyotoにて。

去年にオープンした関西初の直営店で、以前からずっと行きたいと思っていました。

大阪から車を飛ばして行きました。

古民家をリノベーションした、とても京都らしい佇まいのお店でした。店内にはお座敷があり、お会計は畳の上で行いました。

店員さんはとても丁寧で、非常に気持ちよく買い物ができる空間でした。

数年ぶりのダウンジャケット購入に際して、色々と候補を考えました。

ダウンジャケットに見えないスッキリとしたシルエットのものや、コートタイプのもの、ゴリゴリのアウトドアメーカーのもの・・・。もしくは、家で洗えるプリマロフト等の化繊素材の中綿ジャケットにしようかな?と、けっこう悩みました。

最後まで悩んだのは、ナナミカのダウンコートでした。見た目がスッキリしていて、着回しの良さも抜群な印象でした。

しかし、ダウンがパンパンに詰まったこちらのダウンジャケットに軍配が上がりました。老舗のダウンメーカーで日本製というところも大きな決め手の一つでした。

ここ数年、重ね着で冬を凌いできましたが、ようやくこれで暖かく冬を迎えられそうで嬉しいです(笑)

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