最近、少しハマっている事があります。
それは、靴のシューレースを変える事です。
勿論、スタイリスト長谷川昭雄さんのスタイリングを見て影響を受けています。
影響を受けたものをそのまま形にするのは、「型にハマり過ぎていて嫌だな」と思いましたが、やはり、良いモノは良いです。
VINCENT SHOELACEは、京都の男女2人組が誕生させた靴紐専門ブランドだそうで、素材の調達から製作まで全て日本で行っていて、完全なるMade in Japanブランドです。
ボックスから既に拘りが醸し出されていて、買う度にワクワクさせてくれます。
今回、僕が紹介したいのは、赤いシューレース。
TRAVIS Redと銘打たれたこのシューレースは、通常製作されている物を京都の染色工場で染めた特別仕様のものです。
これを、10年以上前に購入して5年近く履いていなかったダナーのマウンテンライトに装着します。オイルが抜け切ってカスカスになった可哀想なマウンテンライトが・・・
こうなりました。
とてもいい感じではないでしょうか?
スニーカーは勿論ですが、VINCENT SHOELACEのサイトにも書いてある通り、やはりここのシューレースには革靴が似合いますね。
作り手も買い手も、ある程度長く使うことを想定している革靴なので、靴自体の経年変化のみならず、こういったカスタム的な新鮮味を数年に一度プラスするのもとても面白いです。
実際に、このブーツを買った時のワクワク感と同等かそれ以上のワクワク感を得られました。「2度と履かないかも」と思っていたブーツが、今では「どうやって合わせて履こうかな?」と思わせてくれる代物に変わりました。
1,500円でこの感覚を味わえるのなら、安いものではないでしょうか?
約12年前に10回払いで購入(笑)し、ここ数年は全く出番の無かったマウンテンライトが、再び僕の足元に。
靴自体は同じなのに、シューレースを変えただけでこんなに新鮮味があるものなのか・・・と感動しました。
今度は、これこそ一生履くことは無いだろうと思っているWHITE’S(ホワイツ)のブーツ用に買ったシューレースを紹介しようと思います。